ランドセル購入のポイント

ランドセルは、毎年(まいとし)買い換える(かいかえる)ような消耗品(しょうもうひん)ではありません。できるだけ小学校(しょうがっこう)生活(せいかつ)の６年間(ねんかん)、ずっと使い続け(つかいつづけ)たいものです。だから、購入(こうにゅう)するときに、まず第(だい)一に丈夫(じょうぶ)さと使いやすい(つかいやすい)さを、充分(じゅうぶん)に確認(かくにん)することが重要(じゅうよう)です。ランドセルを購入(こうにゅう)するときのポイントは、ランドセル工業会(こうぎょうかい)の「保証(ほしょう)」マークのあるランドセルを選び(えらび)ましょう。このマークのあるランドセルは、社団法人(しゃだんほうじん)日本かばん協会(にほんかばんきょうかい)が認め(みとめ)た、品質(ひんしつ)を保証(ほしょう)できるランドセルということです。購入(こうにゅう)する際(さい)、このマークを目安(めやす)にするのも良い(よい)でしょう。また、売り場(うりば)に行っ(いっ)たら、子供(こども)さんに実際(じっさい)に背負わ(せおわ)せてみることが重要(じゅうよう)です。背負って(しょって)みて、背負い(せおい)ひもが合わ(あわ)なくて、肩(かた)が痛かっ(いたかっ)たり大きな(おおきな)負担(ふたん)がかかるようなら、それは子供(こども)に合わ(あわ)ないランドセルということです。形(かたち)やデザインだけで選び(えらび)、子供(こども)さんの体(からだ)に負担(ふたん)をかけたり、トラブルの原因(げんいん)になったりしないように、できるだけ子供(こども)さんに背負わ(せおわ)せてみてください。また、ランドセルの止め金(とめがね)など、子供(こども)にとって扱い(あつかい)にくいものもあるので、実際(じっさい)に子供(こども)さんにやらせてみることも必要(ひつよう)です。6年間(ねんかん)という長い間(ながいあいだ)に、一番(いちばん)傷み(いたみ)やすいのが縫い目(ぬいめ)です。そのため購入(こうにゅう)するとき、縫い目(ぬいめ)もチェックして、きちんとそろっているか確認(かくにん)してください。購入(こうにゅう)するお店(おみせ)ですが、もちろん信用(しんよう)できるお店(おみせ)が一番(いちばん)です。ランドセルは、元気(げんき)で活発(かっぱつ)な時期(じき)の子供(こども)さんが使う(つかう)ものなので、修理(しゅうり)に出さ(ださ)れる場合(ばあい)が多い(おおい)ようです。だから、しっかりとアフターサービスが整っ(ととのっ)た、信頼(しんらい)できるお店(おみせ)で買う(かう)ようにしましょう。そうした親切(しんせつ)なお店(おみせ)では、修理(しゅうり)に出し(だし)ている期間(きかん)、ランドセルを貸し(かし)てくれるようなサービスを受け(うけ)られることも多い(おおい)です。