防犯ブザーについて

近頃(ちかごろ)は、残念(ざんねん)ながら子供(こども)さんが犠牲(ぎせい)となってしまうような事件(じけん)をよく聞き(きき)ます。そんな悲しい(かなしい)社会(しゃかい)になってしまったこの時代(このじだい)、大切(たいせつ)な子供(こども)さんを親御(おやご)さんが守っ(まもっ)てあげなければいけません。そのひとつとして、最近(さいきん)では、多く(おおく)のランドセルが防犯(ぼうはん)ブザーを標準(ひょうじゅん)装備(そうび)して販売(はんばい)していて、ほとんどの子供(こども)さんが持つ(もつ)ようになっています。しかし、防犯(ぼうはん)ブザーを付け(つけ)ているからといって、完全(かんぜん)に守ら(まもら)れるわけではありません。万が一(まんがいち)のために、使い方(つかいかた)をしっかりと確認(かくにん)しておかなければいけません。とはいえ、使い方(つかいかた)はとても簡単(かんたん)で、ストラップを引っ張る(ひっぱる)だけです。最近(さいきん)のランドセルには、肩(かた)ベルトに「Dカン」というフックがついているので、そこに防犯(ぼうはん)ブザーを引っ掛け(ひっかけ)ておくのが良い(よい)でしょう。いざというときに、すぐに防犯(ぼうはん)ブザーのピンを手(て)で引き抜け(ひきぬけ)ば、110デシベル前後(ぜんご)の音(おと)が響き渡る(ひびきわたる)ようになっています。ピンを元(もと)の位置(いち)に戻せ(もどせ)ば、音(おと)は鳴り止む(なりやむ)ようになっています。また、防犯(ぼうはん)ブザーにはさまざまな種類(しゅるい)があり、子供(こども)さんに人気(にんき)のキャラクターのものもあります。たとえば、防犯(ぼうはん)ブザーポケモンシリーズは、力(ちから)があまりない小さな(ちいさな)子供(こども)さんでも、使いやすい(つかいやすい)ように工夫(くふう)されています。そのほかに、ハローキティーやバーバパパ、ぬいぐるみタイプのリラックマなど、子供(こども)さんが大好き(だいすき)なキャラクターの防犯(ぼうはん)ブザーがたくさんあります。ところで、防犯(ぼうはん)ブザーは電池(でんち)を使っ(つかっ)て鳴らし(ならし)ています。ですから、この電池(でんち)を半年(はんとし)か1年(ねん)に一度(いちど)は交換(こうかん)すると良い(よい)でしょう。とっさのときに、音(おと)が鳴ら(なら)なかったら、防犯(ぼうはん)ブザーの意味(いみ)はありません。防犯(ぼうはん)ブザーはそれぞれの種類(しゅるい)によって、電池(でんち)の交換(こうかん)方法(ほうほう)は違っ(ちがっ)てきます。説明書(せつめいしょ)をしっかり読ん(よん)で、夏休み(なつやすみ)などの休み(やすみ)の間(あいだ)に、交換(こうかん)や音(おと)が出る(でる)かの確認(かくにん)をしてください。

ランドセル

近頃は、残念ながら子供さんが犠牲となってしまうような事件をよく聞きます。

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