ランドセルの選び方

最近(さいきん)では、さまざまなランドセルがあり、その中(そのなか)からひとつ選ぶ(えらぶ)となると、大変(たいへん)困っ(こまっ)てしまいますよね？それでは、ランドセル選び(えらび)のポイントを少し(すこし)紹介(しょうかい)します。まず、素材(そざい)ですが、革(かわ)か合成(ごうせい)皮革(ひかく)のクラリーノかを決め(きめ)ましょう。しかし、どちらにしても大事(だいじ)なのは、表面(ひょうめん)の加工(かこう)が強い(つよい)かどうかです。加工(かこう)がしっかりしているほど、傷(きず)やシワになりにくいです。重さ(おもさ)は、革(かわ)では1,000g〜1,200gくらいで、クラリーノなら900ｇ〜1,100gがちょうどいいと思い(とおもい)ます。安い(やすい)ものは、中(なか)の芯(しん)が抜い(ぬい)てある場合(ばあい)があるので、700g〜800gと軽(かる)すぎてしまいます。そして、強度(きょうど)が充分(じゅうぶん)にないことがあり少し(すこし)不安(ふあん)です。また、中(なか)の仕切り(しきり)が２つのものが使いやすい(つかいやすい)ようです。それなら、３つの方(ほう)がもっと良い(よい)のでは、と思わ(とおもわ)れるかもしれませんが、そこまで分かれ(わかれ)ていると、それぞれのポケットが狭く(せまく)て、教科書(きょうかしょ)を入れ(はいれ)にくくなってしまいます。女の子(おんなのこ)に人気(にんき)のキャラクターものですが、買っ(かっ)たときは良く(よく)ても、何年(なんねん)かすると飽き(あき)てしまう場合(ばあい)もあります。しかも、キャラクターの使用料(しようりょう)だけで、かなり値(ね)が上がっ(あがっ)ています。それを考える(かんがえる)と避け(さけ)たほうがいいでしょう。どうしてもキャラクターものがいいと言う(という)のなら、筆箱(ふでばこ)や手提げかばん(てさげかばん)などの小物(こもの)を薦め(すすめ)てください。ランドセルを選ぶ(えらぶ)コツとして、まず、背負い(せおい)やすいかを確かめ(たしかめ)ます。背負い(せおい)やすいかどうかは、背中(せなか)の縫い目(ぬいめ)ではなくて、紐(ひも)の形(かたち)で決め(きめ)ます。逆(ぎゃく)に縫い目(ぬいめ)があると、夏(なつ)に薄着(うすぎ)になったとき、違和感(いわかん)を覚える(おぼえる)ことがあります。また、ランドセルは季節(きせつ)商品(しょうひん)のため、毎年(まいとし)モデルチェンジをします。そのため、決まっ(きまっ)た量(りょう)しか生産(せいさん)しないので、遅く(おそく)ても２月末(がつまつ)までに買っ(かっ)た方(ほう)が良い(よい)でしょう。モデルや色(いろ)によっては、品切れ(しなぎれ)してしまうものもあるそうです。